これは何?
GPIOの出力をいかようにして扱うかを調べたログとなります。
GPIOとは
汎用入出力(General Purpose Input/Output)のこと。
Raspberry Piでは、本体についている26本ないし33本のピンのことを指します。
linux ~everything is file~
linuxは万物がファイルなので、GPIOもファイルとして扱えます。
扱い方
Sometimes it can be simple. | Meltwater's Raspberry Pi Hardwareより引用
上記図は、ラズパイのGPIOのピン配列と、BCM番号が書いてあります(詳細はこちら:RPi.GPIOの基本的な使い方 | まめりうむ)
基本的に、ファイルの入出力にて制御を行います。
PWM以外のGPIOピンは、3V3の電流をオンオフしているみたいです(GPIO - Raspberry Pi公式ドキュメントを日本語訳)
ピンのアクティベート
/sys/class/gpio/にGPIOを制御するディレクトリがあります。
$ ls /sys/class/gpio/ export gpiochip0 unexport
まず、ピンをアクティベートします。例として、BCM GPIO25(22番ピン)を有効にしてみます。
$ sudo echo 25 > /sys/class/gpio/export
すると、/sys/class/gpio/配下に、gpio25というディレクトリができます。
$ ls /sys/class/gpio/ export gpio25 gpiochip0 unexport $ ls /sys/class/gpio/gpio25/ active_low direction edge power subsystem uevent value
GPIOを通して何がしかに出力する
このgpio25配下にある、directionに、'out'と吐きます
$ sudo echo out > /sys/class/gpio/gpio25/direction
これで出力モードになりました!!
ので、valueに1を吐きます
$ sudo echo 1 > /sys/class/gpio/gpio25/value
LEDが点灯しました!!
\ぺかーん!/
ちなみに、valueに0を吐くと消えます
$ sudo echo 0 > /sys/class/gpio/gpio25/value
使った後はお片づけ
もう25番ピンは使わない!!という時が訪れたら、ピンのアクティベートを解除します
$ sudo echo 25 > /sys/class/gpio/unexport $ ls /sys/class/gpio/ export gpiochip0 unexport
これで元に戻ります!
次回は入力をやりまっすー!